1986年生まれ 崇城大学大学院芸術研究科博士後期課程在籍 東京、九州を中心に展示 ………………………………………………… タイトル:「Xの墓標」 素材:杉、バルサ 制作年:2011年 コメント:人間に共通する「死」を可視化させようと試みた作品。 造形としては、全長4mの船上で、蝶の群れが人間の形を象りながら舞っている風景を表現している。 構想を練るにあたって影響を受けたのは、エリザベス・キューブラー・ロス著『人生は廻る輪のように:The Wheel of Life』(1998年)中にある ナチス強制収容所内の壁に描かれた蝶の絵のエピソードである。 またその後、アト・ド・フリース著『イメージシンボル事典』(1984年)中の、「蝶」は「魂」、「死」、「再生・復活」などを表し、「船」は「子宮」や「不死」などを表すという言葉も構想の参考とした。」
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